2006年02月24日

「カルラの歌」「スリング・ブレイド」(1998年1月31日(土))

 新宿のシネマスクエア東急で「カルラの歌」(no.16)を観る。

 ロンドンの2階建てバスの運転手ジョージは、無賃乗車を車掌に問い詰められた女性を逃がしてやる。彼女カルラは内戦の続くニカラグアで恋人が傷つき別れ別れになっている。ジョージとカルラは親しくなるが、彼女は心の傷が癒えていない。そして元恋人を探すために二人はニカラグアに旅立つ。

 ジョージ役に「フル・モンティ」ロバート・カーライル。一見さえないあんちゃんだが、なにげない優しさがにじみ出てくる良い顔をしている。

 ケン・ローチ監督の骨太の演出でぐいぐい観せてくれるが、スコット・グレン扮する元CIAの設定はとってつけたようで納得がいかない。

 恵比寿ガーデンシネマで「スリング・ブレイド」(no.15)を観る。

 幼い頃、母親と不倫の相手とを鉈(スリング・ブレイド)で殺害して精神病院に収容されたカールは25年後に退院する。

 病院で穏やかな日々を過ごした彼は病院以外行く所がないが、知り合った少年フランクの家のガレージにすまわせてもらう。父の面影を求めて慕ってくるフランクと心を通いあわせるが、母親の恋人がひどい男でフランクやその母に暴力を振るうのを見兼ねて再び殺人を犯して病院に戻る。

 心の純粋さゆえに人を殺すクライマックスの緊張感、そして再び病院の単調で穏やかな日々。しかし窓の外を見つめる彼の心には、以前にはないあの親子の姿が刻まれている筈だ

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posted by アスラン at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 大いなる遡行(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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