2006年02月28日

「この森で、天使はバスを降りた」(1998年1月15日(木)成人の日)

 深夜から雪が降り続け、8日に引き続き大雪の一日。祝日だが、こういう日は空いているだろうなと思ったら、つい出かけてしまった。

 シャンテ・シネで「この森で、天使はバスを降りた」(no.11)を観る。

 初日だがやはり雪で6、7分の入り。

 刑務所を出所して田舎町の小さなレストランで働くパーシー。よそものが来た事で町は動揺する。彼女は暴力を振るう夫を殺した罪で刑務所に入っていた。その時おなかにいた子供も夫の暴力がもとで流産していて深い心の傷を負っている。

 レストランには偏屈でガンコな老婦人が一人で切り盛りしている。彼女もベトナムで失った息子について隠された心の傷を持っている。

 彼女たちはお互いに徐々に心を開いていくが、婦人の甥の心ない行為に阻まれて悲劇が訪れる。しかしそれをきっかけに町中の人々がパーシーの優しさに気づく。

 一種の癒し(ヒーリング)の映画。内容もいいし出演者もいいし田舎町の風景もいいがストーリーの語り口がよくないし、見せ場の作り方がうまくない

 泣きたくても今一つ泣けない。ロバート・ベントンにぜひ撮らせたかった

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posted by アスラン at 00:51| Comment(2) | TrackBack(1) | 大いなる遡行(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
検索で貴記事を発見!拝読させて頂きました。

心優しい後味の作品でありました。
多少もたつく所はありましたが…。

ということで、私の記事、TBさせてくらさい。
(ブログの趣旨にそぐわないと判断された場合には、遠慮無く削除して下さいませ)
Posted by カゴメ at 2006年04月22日 14:21
カゴメさん、コメント&TBどうもありがとう。

ブログの趣旨にとってもあっている記事ですので、どうぞ今後も機会があればコメントしてください。

こちらから貴ブログにもコメントを残しましたが、やはり思い出すにつけ、秀作という域を出ませんでした。後味は確かに悪くないです。癒しの映画と書いたのもそういう意味です。

ただし主人公が死んでしまう事で、残された人々が救われるという唐突な結末によって、人間関係のエモーショナルな部分を描くことを回避してしまった物足りなさがありました。

 「プレイス・イン・ザ・ハート」「クレイマー・クレイマー」「ノーバディーズ・フール」の名匠ロバート・ベントンを引き合いに出したのは、彼なら本作の脚本からさぞかし見事にドラマティックな人間ドラマを演出しただろうという風に、当時思いついたからでした。
Posted by アスラン at 2006年04月23日 01:54
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★「この森で、天使はバスを降りた」、再生の物語★
Excerpt: 「この森で、天使はバスを降りた」 (96) 米 THE SPITFIRE GRILL    監督:リー・デヴィッド・ズロトフ 製作:フォレスト・マーレ..
Weblog: ★☆カゴメのシネマ洞☆★
Tracked: 2006-04-22 14:18
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