2005年05月17日

1999年9月4日(土) 「メッセンジャー」「エリザベス」

 先週から微熱とせきが続いていたが、ようやくおさまってきたので外出。

 新宿のコマ東宝で「メッセンジャー」(no.99)を観る。

 「私をスキーに連れてって」のホイチョイ・プロダクションの久々の新作。

 流行のアウトドア・スポーツを取り入れた作品かと思いきや、今回は自転車便をテーマにしたラブコメだ。
 なかなか題材が面白いし、都内を縦横に駆けめぐるシーンが多いので、東京人として親しみがわく映画となった。

 内容はいつもながら往年の若大将シリーズのように起承転結がはっきりとしたお約束の逆転一発映画なんだけれど、毎度の事ながらその時その時の流行のアイテムやスポットを取り込んでいてひと味ちがうエンターテイメントとなっている。

 ただ主役の草薙剛と飯島直子とでは、「私をスキーに連れてって」風の心にぐっとくるラブストーリーとはなりようがなく、ほのかな恋心どまりだったのはちょっと残念かな。まあ爽やかさは残ったけどね。

 2:30頃遅い昼食をとったあとで、新宿アカデミーで「エリザベス」(no.98)を観る。

 旧教と新教が対立し、周囲の強国からの圧力で非常に不安定な時期にあった16世紀のイングランドにおいて、さまざまな受難を経験しながらも25歳にして女王に即位したエリザベス。

 やがて血で血を洗う争いの闇の中から英国の黄金時代の礎を築いた。死と隣り合わせで不安で多感な少女時代を過ごしたエリザベスが、最後にはみずからの意志で感情を押し殺して表情を読みとらせない白塗りの恐ろしい顔をみせるようになるまでを見事に描ききった。

 人間関係や歴史的状況がわかりやすく描かれているとは言えないが、英国がおかれていた厳しい状況、暗殺や陰謀が暗躍する時代の雰囲気はうまく伝わってきた。
posted by アスラン at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 大いなる遡行(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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