2005年05月28日

1999年7月18日(日) 「オープン・ユア・アイズ」

 六本木シネヴィヴァンで「オープン・ユア・アイズ」(no.75)を観る。

 アレハンドロ・アメナーバル監督の長編第二作目に当たる。

 これは悪夢のような恐ろしい映画だ。そして主人公が悪夢であることに気付くところがとてつもなく怖い。

 主人公の青年セサルはハンサムで金持ちで女性に不自由しない。ある日友人が連れてきた女性ソフィアに一目ぼれし、再会を約束して別れる。彼をつけまわす女性ヌーニアの車に同乗すると彼女はスピードをあげて心中を計ろうとする。奇跡的に彼だけ助かるが、事故のため顔がずたずたで醜い傷跡が残ってしまう。全快するもソフィアは彼をおそれ一人では会ってくれない。深く傷ついた彼は彼女をつけまわすようになる。

 しかし彼は金にものを言わせ自分の顔を元に戻す手術を受け見事成功する。ソフィアも彼のもとに戻ってくるが、そこから呪わしい悪夢が始まる。

 どこからどこまでが現実なのか。悪夢に気付いた時、鏡の中には事故直後の醜い顔があるのに周りの誰もが何事のないようにきれいな顔だと口々に言うシーンが衝撃的だ。

カチンコ
 「バニラ・スカイ」は本作のハリウッド版リメイクだ。トム・クルーズがプロデューサーとして惚れ込んだからだが、アメナーバル版がまさに完璧と言えるのにリメイクするなんて昨今の日本映画のリメイク流行りと考え合わせるにつけ、ハリウッド映画の不遜を感じる。両方の映画に同じソフィア役で出演したペネロペ・クルスは節操がないとしか言いようがない。
それにしてもストーカーまがいのヌーニアがハリウッド版ではキャメロン・ディアス。綺麗すぎるだろ。ミスキャストだ。

posted by アスラン at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 大いなる遡行(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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