2005年06月18日

1999年3月22日(月) 「微笑みをもう一度」「バジル」

 振替え袖日。マリオン9F日劇プラザで「微笑みをもう一度」(no.23)を観る。

 かつてのテキサスの高校のミスコンだったサンドラ・ブロックは当時の花形クォーターバックと結婚したが、夫がテレビの公開番組で彼女の親友と浮気をしていると告白し、失意のまま娘と帰郷する。

 元ミス学園で世間知らずのまま育った彼女が自分の生き方、家族などを見つめ直していく。このシチュエーションはロバート・レッドフォードの「モンタナの風に吹かれて」でつい最近見た気がするが、あれは男(カーボーイ)の物語で、これは女(テキサス女)の物語だろう。

 役者としては超くせ者のフォレスト・ウィテカーは、監督としてはメロドラマ・メーカーと言っていい。「マディソン郡の橋」のクリント・イーストウッド監督と「モンタナの…」のロバート・レッドフォード監督とを足して2で割ったような口当たりのよい作風だ。サンドラ・ブロックも久々にテキサス女性を好演している。

 シャンテシネで「バジル」(no.22)を観る。

 「月長石」「白衣の女」などで知られる作家ウィルキー・コリンズが原作(といっても一作も読んでないが)。

 ディケンズと同時代で18世紀中頃の作品だから、サスペンスといっても今風のものではなくて少々古臭い

 遺産欲しさに父にないしょで青年バジルは恋人と結婚し、裏切られて屋敷ごと奪われてしまう。すべてを仕組んだのはバジルの親友で、すべてを知ったバジルが彼をなぐり倒し、彼は醜い顔になって世の中から姿を消す。

 こういった伝奇小説が流行らないのは、どうも話の展開がおおごとになりすぎるのとストーリーにスピード感が足りなくてサスペンスとしては物足りないからかもしれない。

 クレア・フォーラニの美貌にしても「ジョー・ブラックによろしく」のような現代劇では観たいが今回のようなコスチューム・プレイでは観たくなるものかどうか。
posted by アスラン at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 大いなる遡行(1999年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご訪問とTB有難う御座いました。
「バジル」は美しい映画でしたね〜今でも思い出してうっとりしています。*o*)/
Posted by アン at 2005年06月19日 01:22
アンさん、こんにちは。

美しさという点では確かにそうでした。
バジルの邸宅の温室(だったかな?)のシーンとか印象的な場面もあった気がします。
Posted by アスラン at 2005年06月20日 01:40
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