2005年09月22日

1998年11月18日(水) 「マイ・フレンド・メモリー」

 有楽町のよみうりホールで試写会。「マイ・フレンド・メモリー」(no.162)を観る。

 図体は大人並みだかおつむが足りない少年マックスと、知能が有り余っているが骨の成長が止まる難病を抱えている少年ケビン。

 彼らは二人で一人前。互いの欠点を補いあい、ケビンの勇気ある言動が臆病で内向的だったマックスを変えていく。

 自分達をアーサー王伝説の円卓の騎士になぞらえていじめっ子たちと立ち向かっていく。単なる美しき友情物語や悲しき難病物語ではなく、寓話やファンタジーの要素を取り入れた演出が、やがて訪れる悲劇を悲しいだけで終らせない予感を感じさせてくれる。

 ケビンの死を乗り越えてマックスが二人の物語を一冊の本にまとめあげた後に、ケビンの残していった鳥型の飛行機を青空へむけてはばたかせるラストが感動的だ。

 ケビン役があのマコーレー・カルキンの弟キーラン・カルキン。兄以上に芸達者で愛敬がある。母親役にシャローン・ストーン、マックスの祖父母にジーナ・ローランズハリー・ディーン・スタントンと共演者も豪華だ。

 それにしてもちらしに書いてあるが、「マイ・ライフ」「マイ・フレンド・フォーエバー」「マイ・ルーム」など、いのちの尊さを見つめる「マイ」シリーズがあるとは知らなかった。

posted by アスラン at 03:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 大いなる遡行(1998年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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マイ・フレンド・メモリー
Excerpt: 全編を通して、親子愛や友情が自然で繊細に描かれていて、泣かせようとするような誇張な演出がない為、観る者の心に静かに染み渡っていきます。 ラストはただ悲しいだけではなく、爽やかな余韻を残し観るものに生き..
Weblog: シアフレ.blog
Tracked: 2006-12-02 11:33
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